不調と不運
さて今日のテーマは不調と不運です。
中級者講座のまとめでも少しふれたネタです。
このような運ゲーに興じる以上、どちらも痛いほど経験があるかと思います。
しかしこの2つはかなり違った性質があるのでそれを今回は論じます。
不調
まずは「不調」ですが、これはかなり大事な要素です。
「不調を言い訳にするな!」なんてとんでもない嘘で、
自分が不調であることを自覚できるかも大事な実力要素の内の一つです。
不調を不調と言えないのは、好調を実力と言ってしまうのと同等の悪影響があります。
というのも「どんな打ち手でも必ず長期不調は訪れる」からです。
ここで「しっかり打てているがツモが来ないだけ」と意識できないと、
不調が来るたびに打ち方を変えるハメになり、
不調が来るたびに本当に下手になっていきます。
不調時はどうやって打つか?とよく聞かれますが、
統計的な回答は
「不調なんて来て当たり前だから、打ち方を変えずにしばらく打ち続けろ」
になります。
例として、以前くらった僕の不調を記載しましょう。
・300半荘に渡ってリーチ時放縦率が20%を超えました。
・長期間切らなかったR2000を切り、突き抜けてR1800台に到達。
・段位も七段→六段はもちろん、突き抜けてあっという間に五段。
しかもこれは結構普通です。
むしろ長期で打っていたら引かないと不自然というレベルの不調です。
そして大事なのは「それでもリーチをやめない」事です。
ここでリーチを控えようもんなら不調五段が実力五段になってしまいます。
また戦術に関する細かい判断も控えたいところです。
というのもこれだけ放銃が多い中で、どのリーチが間違いだったか判断するのはかなり難しいと思いませんか?
不調時に不調を脱出しようと打ち方を変えてはいけません。
また逆に好調時に判断をするのも難しいですね。
異常に和了がうまくいくのでどんどん押してよいと勘違いしやすいです。
好不調を見極められるようになると上達も早くなると思いますので、
自分の実力を高すぎず低すぎず判断できるよう、好不調の波を意識すると実力を上げる上で手助けになると思います。
不運
次に不運ですがこれは逆に意識してはいけません。
「1000回に一回しか起きない不運が起きたー」等良く言いますが、
麻雀は「1000回に一回しか起きない不運」が1000よりはるかに多くあるので、
ぶっちゃけ結構起きます。
限りなく0に近い確率のことでも、その数が限りなく無数にあるならば、それはレアケースでは無くなるということです。
何が言いたいかというと、
不運は不調と違って無視すべきものであり、
実力を語る上で不運が起きたかどうかは全く関係ないという事です。
例をあげると、
オーラスに断トツトップからスッタンに刺さってラス
があったとしても、それは長期視野では普通のラスと代わりません。
スッタンに刺さった不運ばかり語りますが、それまでトップにいたのは幸運なわけで、
どっちがどのくらい運が良く(悪く)て……
と何が何だか分かりません。
そもそもそれらを比べて語ること自体が間違いなのですね。
その局以外で連帯率が高ければ、むしろ好調期になるでしょう。
不運を理由に不調と思ってはいけません。
役満に刺さったから、今のみかけ段位はちょっと低いかな。
なんて考えだすと自分の実力把握に非常に差し支えます。
麻雀が運ゲーである以上、判断するのはやはり平均順位や和了率、放銃率などの長期平均しかないということですね。
ということで今回のコラムは終わります。
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コメント一覧
私の最近の不運は
7万点差ぐらいをたった2局で捲られたことですかねw
続編が楽しみ!



