点数表の覚え方と得点計算の手順
こちらでは、目的≠局収支期待値最大化である局面における技術を主に取り扱っていきます。
点棒状況を元に判断を行う為には、まずアガった時に何点になるかという得点計算ができる必要がありますが、麻雀の得点計算は無駄にややこしく、麻雀を覚えるうえで最も大きな障壁となっています。
今回はそんな得点計算を、0の状態から効率よくマスターできるような手順を挙げてみます。
得点計算に関するルールについては、今回は以下のように設定します。
・30符4翻、60符3翻の切り上げ満貫無し
・鳴いた平和形は30符扱い
・連風牌の雀頭は4符
・平和以外のツモアガリには必ずツモの2符がつく
・11翻から三倍満、13翻から数え役満(四倍満)
点数表を覚える
以下の手順で覚えていきます。
・(符計算の切り上げがないなら)親の得点が子の1.5倍、ツモられた時の支出が子の2倍であることを覚える
・跳満以上を覚える
(6翻から跳満、8翻から倍満、11翻から三倍満、13翻から数え役満)
・満貫を覚える
(5翻、40符以上の4翻、70符以上の3翻)
・50符を覚える
(符計算の切り上げが起こらないので、満貫未満が全て丁度倍々になっているので覚えやすい)
25符(七対子)の1翻増しが50符と一致するので25符もこれで対応できます。
・40符を覚える
(丁度倍々なのは子のロン和了のみ、親のロン和了の時の2000→3900→7700、ツモ和了の時の400→700→1300→2600(親は700→1300→2600)の並びは暗記します、2倍にならない時は必ず2倍から100を引いた数になっていることに着目すると覚えやすいでしょう)
20符(ツモ平和)の1翻増しが40符なので、20符もこれで対応できます。
・30符を覚える
(子のロン和了の時の1000→2000→3900→7700、親のロン和了の時の1500→2900→5800→11600、ツモ和了の時の 300→500→1000→2000→3900(親は500→1000→2000→3900)の並びは暗記します。
・70符を覚える
(ロン和了は丁度倍々、ツモ和了の時の600→1200→2300(親は1200→2300)の並びは暗記します。
※70符2翻については、後述のように50符+20符で求める手もあります。)
ここまで覚えれば、
60符は30符の1翻増し、
80符は40符の1翻増し、
90符は50符+40符、
100符は50符の1翻増し、
110符は50符+60符(120符以上は必ず満貫以上)
で対応できます。
注意すべきことは、符計算の切り上げの都合上、50符以外で異なる符同士を足すと計算が合わなくなる場合があるということです。
得点計算の手順
点数表を覚えたら、次は実際に和了形が何符何翻かを判断し得点を出す手順に入ります。
得点計算は以下の手順で行います
・手牌の翻数を数える
・符計算が不要な手(満貫以上、平和、七対子)かどうかを判断。
(不要ならそのまま得点計算)
・符計算が必要な場合、副底の20符(門前ロンの場合は30符)を加える
・牌の組み合わせによる符を加える
・カンチャン、ペンチャン、単騎待ちなら2符を加える
・ツモ和了なら2符を加える
・(鳴いた手で20符の場合は30符とする)
・符の一の位を切り上げ、翻数と合わせて得点を出す
符計算は結構ややこしそうですが、符が大きい牌の組み合わせから加えていって、これ以上符ハネすることはないと判断できればそこで計算を打ち切れるので、最後まで符計算する必要のある手は実は結構限られます。
例えば牌の組み合わせの符を加えた時点で一の位が6以下なら、これ以上符ハネしないと判断できますし、雀頭が連風牌でないなら面子の組み合わせの時点で一の位が4(連風牌であっても2)以下なら計算を打ち切れるというようにです。
最後に注意すべきことは、麻雀には高目取りの原則、即ち、手牌の組み合わせは、翻数が高くなるように、翻数が同じなら符が高くなるようにするというルールがあるということです。
よって、役の見落としをしないことは勿論、牌の組み合わせの符を加えた時点で一の位が8や0の場合は、12345とあって3でアガった場合、待ちはペンチャンでもあるというような複数の解釈ができる待ちの形に気を付けておきましょう。
(なお、高目取りの原則は、高目に取らないといけないであり、何らかの理由(他家を飛ばしてトップが取れない場合など)で敢えて安目に取るようなことはできません。もっとも実戦では指摘が入らなければできるとも言えますが)
麻雀暦は数年になるけど得点計算ができないという人は少なからずいますが、無駄にややこしくなっているから難しいと感じるだけで、効率のよい手順を押さえて練習すれば誰でもその日のうちにマスターできます。
今回のコラムは多くのユーザーの方にとっては今更な内容だったとは思いますが、現麻の点棒状況判断技術の内容を補完する為のものとして書きました。
少しでもお役に立てていただければ幸いです。
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