非和了時収支
非和了時収支とは、名前の通り自分がアガれなかったケースにおける収支のことで、放銃した場合の支出、ツモられた場合の支出、流局時のテンパイ料、リーチしてアガれなかった場合のリーチ棒出費からなります。
アガれなかった場合で得点が得られるのは流局時にテンパイしている時だけなので、基本的にこの値はマイナスになります。
テンパイ料以外の非和了時収支に関しては、「守備力」(マイナスの値が小さいほど守備力が高い)とも捉えられます。
和了率が高ければその分非和了時に失点する機会が減ります。
よって期待値を考えるうえでは、目先のシャンテン成功率を下げてまで(もしくは成功した場合に打点が上昇するケースを減らしてまで)安牌を抱えるのは、切る牌が余程将来危険になると読めるわけでもなければ損です。
(繰り返しになりますが、シャンテン成功率や打点を上げる為に変化を挟む必要がある場合は、やはりこの限りではありません)
また、(和了率)・(打点)の値が大体同じくらいの選択であれば、非和了時の失点が少ない分和了率が高い方を選ぶのが有利であるとも言えます。
打点を上げる受け入れや変化についても、非和了時の失点があるので、同じ打点上昇率でも打点の上げ幅が大きい方が打点を上げるメリットが大きくなります。
鳴いて3900のリャンメンテンパイを鳴いて8000のカンチャンテンパイにするのは多くの場合有効ですが、これが1000と2000ならカンチャンテンパイに受ける方が不利になるのはこの為です。
今回までの内容で、期待値を最大化する為に、どのように考えて打牌選択すべきかの大まかな目安を理解されたと思います。
次回からは、実際にどのような手順で打牌候補を比較していくかについてお話していきます。
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