打牌比較

手牌の見方」で述べた方法で手牌をパーツ毎に分け、シャンテン数、面子候補数を把握したら、次は打牌候補を挙げ、比較していきます。

打牌のパターン分け

パーツは面子雀頭単独搭子複合搭子浮き牌の5種類からなるので、打牌についても、どのパーツを切るかで5通りに分けられます。

また、5通りの打牌はそれぞれ、打牌した後で残るパーツによって以下のように2通りに分けられます。

・浮き牌を切る
何も残らない場合と面子が残る場合
(面子固定、1234から1か4かを切る)

・単独搭子を落とす(搭子落とし)
浮き牌が残る場合と複合搭子が残る場合
(複合搭子固定、1335から1か3か5を切る)

・複合搭子から1枚切る
単独搭子が残る場合((単独)搭子固定)と雀頭が残る場合
(雀頭固定)

・雀頭を落とす
浮き牌が残る場合と面子が残る場合
(面子固定、他に対子が無い場合に1233から3を切る)

・面子を落とす
単独搭子が残る場合と雀頭が残る場合
(雀頭固定、他に対子が無い場合に1233から12を落とす)

※面子固定で雀頭を落とすのは浮き牌を切って面子固定するのと同じ行為なので、後述する打牌比較においては浮き牌切りとみなす。

打牌比較の手順

パーツの価値は基本的に、面子>雀頭>搭子>浮き牌であり、雀頭固定、面子固定のケース以外で、アガリに向かううえで雀頭や面子に手をつけることは稀です。(「手牌の見方」より)

よって、大抵の手牌は、浮き牌、単独搭子、複合搭子から切る選択のみ考えれば事足り、浮き牌がある手はまず浮き牌を切ることから考えます。

単独搭子と複合搭子については、以前述べたように面子候補過多の場合は単独搭子を落とす選択が有利になりやすいので単独搭子落とし、そうで無い場合は単独搭子落としがシャンテン戻しになるので、複合搭子から切る選択を先に考える方がスムーズに比較できます。

もし雀頭落としや面子落としが候補に上がるような手牌であれば他の候補を挙げた後で考慮するようにします。

このように、まずは浮き牌同士、単独搭子同士といった同種のパーツ同士で比較し、次いで浮き牌と単独搭子といった異種のパーツ同士で比較することになります。

同種パーツの、同じ性質を比較するのであれば、単純に直接比べればよいだけなので簡単ですが、同種パーツでも異なる性質を比較する場合や、異種パーツ同士を比較するとなるとそうはいきません。

このような比較についても、「状況次第」として結論を保留するのではなく、一つの状況を設定して、「少なくともこの状況では打○が正着」と言えるようにしましょう。

それができてこそ、状況の変化によって的確に打牌を変えることができるというものです。
何切る問題における状況設定や考え方については、現麻の、「何切る問題解法論1」を参照下さい。

先日お伝えしましたように、近代麻雀オリジナルに何切る問題を連載することになりました。
今後「手作り」の項目では、掲載した何切るの解答、解説を元に、こちらで内容を補完しつつ打牌基準をまとめることにしたいと思います。


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