どんなの書くか
両面塔子が3つ(そのうちかぶり面子が1つ)、愚形複合塔子が1つ、役牌対子が1つ
これに3牌加えた牌姿
牌姿1
両面 両面 両面 愚形複合 良形複合 役牌対子














中は鳴く事前提なので対子とは数えない。
そうすると2対子形。
9pを落として愚形複合を対子にする(=頭に固定するのとは違う)













中をポンした後はかぶり面子の両面ターツを一つ払う。












58mか25pが先に埋まれば20牌受け完全一向聴可能。
8p134sが先に埋まると両面両面+余剰牌の一向聴(16牌受け)
シャボにはならない。
牌姿2
両面 両面 両面 愚形複合 愚形複合 役牌対子














中は鳴く事前提なので対子とは数えない。
そうすると2対子形。
9pを落として愚形複合を対子にする(=頭に固定するのとは違う)













さて今回は、中をポンした後に悩ましい形になる。













受けかぶりの2m(356m)を切るか、4sを切って2対子を残すかである。
先日チャットでも大荒れになり、さも鉄板で打4sというような結論になったが、実際どうか検証してみる。
(1)打4sの場合










147m368p2sの7種24牌二向聴になる。
有効牌を引いたらどうなるか。
(1-1)17mが先に埋まる。









打
8p(2s)を落として47m36pの4種16牌一向聴。
(1-2)4mが先に埋まる。









打
8p(2s)を落として147m36pの5種19牌一向聴。
(1-3)36pが先に埋まる。









打
8p(2s)を落として147mの3種12牌一向聴。
5m(6m)を落とすと14m8p2sで4種12牌の一向聴。
(1-4)シャボが先に埋まる。









打
5m(6m)を落とすと14m36pで4種16牌一向聴。
(2)打2mの場合










47m368p23sの7種24牌二向聴。(打4sと同等)
(2-1)両面が先に埋まる。









打
3mを落として47m8p23sの5種16牌一向聴。
(2-2)シャボが先に埋まる。









打
3mを落として47m36pの4種16牌一向聴。
(2-3)嵌張が先に埋まる。









打
3mを落として47m36pの4種16牌一向聴。
牌姿2の結論
今回は、受けかぶりの影響で一向聴時の受けの枚数が変わる。
打4sは、受けかぶりがあるため4種12牌の一向聴になる可能性があるが、その代わり三面張ができて5種19牌の一向聴になる可能性がある。
打2mは、受けかぶりが解消され全て16牌の一向聴になるが、最終形がシャボになる可能性がある。
このように、極めて微妙でデリケートな形であり、答えは基本的に河にゆだねられると言ってよい。
また、ドラが何かにも大きく左右される。
役が中ではなくタンヤオだったら、23m落としが正着でまず間違いない。
2s8pのシャボは強いので、かぶり面子との順位もひっくり返りやすい。
よって鉄4sではない。
一応の回答としては、「向聴数が小さくなるほど厚く」というセオリーに則り、12牌受けの一向聴の可能性はあれど最終形が必ず両面になる打4sが有利に見えるという結論になる。
牌姿3
両面 両面 両面 愚形複合 両嵌 役牌対子














この手はまず、打9pか打6s(2s)で話が分かれる。
この時点ではどちらがいいのか判断できないので、それぞれどう発展するかを考えて結論を出す。
また今回は中は鳴く事が前提とする。
そのため、今鳴いていようとすでに鳴いていようと答えは同じになる。
(1)打9p→中ポン直後の牌姿。









打
打6s(2s)で、147m36p3sの6種24牌の二向聴に取る。
この時点で受けかぶり解消の2356mは打たなくてよい。
打6s→147m36p3sの6種チー受け
打2m→47m36p35sの6種チー受け
このように受けの枚数は同じなので、6s(2s)でいい。
どっちを切るかは三色赤受けと安全度を天秤にかけて。
ただし面子は足りてるのでどうせ246sは落とす予定である事は忘れてはいけない。
(246を発展させて面子にさせる事を必死に考える必要は無い)
後々両面(三面張)になるメリットは大きいため、少々枚数に差があっても打6s(2s)でよい。
具体的に何枚差が必要かは分からない。
ただし、
ドラが2sなら打6s
ドラが4sなら打2m(6m)
実際問題、この牌姿を捌くポイントはこれだけです。
では6sを切ったとして話を進める。
(1-1)17mが先に埋まる。※3-1と一緒









打
打4sで14m36pの4種16牌一向聴に取る。
この後23m45pを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。
(1-2)4mが先に埋まる。※3-2と一緒









打
打4sで147m36pの5種19牌一向聴に取る。
この後2356m45pを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。
45pの場合は完全一向聴+三面張になる。
(1-3)36pが先に埋まる。※3-3と一緒









打
打4sで147mの3種12牌一向聴に取る。
この後2356mを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。(ただし受けかぶりなので16牌)
(1-4)3sが先に埋まる。









打
打2m(6m)で47m36pの4種16牌一向聴に取る。
この後56m45pを引けば3mを切って完全一向聴に移行できる。
このように、ストレートに手が入れば迷うような形にはならない。
が、現実はそう簡単ではなく、縦引きの存在を忘れてはいけない。
対子が一つしか無いので、ターツ部分全ての縦引きが有効である。
(1-5)2356m(4種12牌)が先に埋まる。※3-5と一緒









打
打4sで二向聴のままだが、1247m368pの7種24牌受けになる。(元々6種24牌なので増えてない)
この後47m36pを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。
45pの場合は受けかぶりなので16牌。
4mの場合は完全一向聴+三面張になる。
(1-6)45p(2種6牌)が先に埋まる。※3-6と一緒









打
打4sで二向聴のままだが、1247m3468pの7種24牌になる。(元々6種24牌受けなので受けは増えてない)
147m引きで完全一向聴になる。
4mの場合は完全一向聴+三面張になる。
(1-7)24s(2種6牌)が先に埋まる。











こうなると牌姿2と同じ形であり、非常にデリケートな牌姿となる。
(解説は牌姿2を参照)
(2)打6s→中ポン直後の牌姿(その後打4sバージョン)









打
打4sで147m36pの5種20牌の二向聴に取る。
打9pバージョンは次。
(2-1)17mが先に埋まる。









打
打2sで14m36pの4種16牌一向聴に取る。
この後23m45pを引けば9pを切って完全一向聴に移行できる。
(2-2)4mが先に埋まる。









打
打2sで147m36pの5種19牌一向聴に取る。
この後2356m45pを引けば9pを切って完全一向聴に移行できる。
45pの場合は完全一向聴+三面張になる。
(2-3)36pが先に埋まる。









打
打2sで147mの3種12牌一向聴に取る。
この後2356mを引けば9pを切って完全一向聴に移行できる。(ただし受けかぶりなので16牌)
(2-4)2356m(4種12牌)が先に埋まる









打
打2sで二向聴のままだが、1247m3678pの8種28牌になる。
この後47m36pが入れば完全一向聴に取れる。
4mの場合は完全一向聴+三面張になる。
(2-5)45p(2種6牌)が先に埋まる。









打
打2sで二向聴のままだが、147m34678pの8種28牌になる。
この後147mが入れば完全一向聴に取れる。
4mの場合は完全一向聴+三面張になる。
(2-6)2s(1種3牌)が先に埋まる。











これは牌姿2と同じ(ピンズとソウズの愚形複合塔子が入れ替わってるだけ)で、デリケートな牌姿となる。
(3)打6s→中ポン直後の牌姿(その後打9pバージョン)









打
打9pで147m36p3sの6種24牌の二向聴に取る。
(3-1)17mが先に埋まる。※1-1と一緒









打
打4sで14m36pの4種16牌一向聴に取る。
この後23m45pを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。
(3-2)4mが先に埋まる。※1-2と一緒









打
打4sで147m36pの5種19牌一向聴に取る。
この後2356m45pを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。
45pの場合は完全一向聴+三面張になる。
(3-3)36pが先に埋まる。※1-3と一緒









打
打4sで147mの3種12牌一向聴に取る。
この後2356mを引けば9pを切って完全一向聴に移行できる。(ただし受けかぶりなので16牌)
(3-4)3s(1種3牌)が先に埋まる。









打
打5m(3m)で14m36pの4種16牌一向聴に取る。
この後23m45pを引けば6mを切って完全一向聴に移行できる。
(3-5)2356m(4種12牌)が先に埋まる※1-5と一緒









打
打4sで二向聴のままだが、1247m368pの7種24牌受けになる。(元々6種24牌なので増えてない)
この後47m36pを引けば2sを切って完全一向聴に移行できる。
45pの場合は受けかぶりなので16牌。
4mの場合は完全一向聴+三面張になる。
(3-6)45p(2種6牌)が先に埋まる。※3-6と一緒









打
打4sで二向聴のままだが、1247m3468pの7種24牌になる。(元々6種24牌受けなので受けは増えてない)
147m引きで完全一向聴になる。
4mの場合は完全一向聴+三面張になる。
(3-7)24s(2種6牌)が先に埋まる。











これは牌姿2と同じで、デリケートな牌姿となる。
牌姿3のまとめ
▼19牌の一向聴になる数
打9p:1種4牌
打6s→4s:1種4牌
打6s→9p:1種4牌
▼16牌の一向聴になる数
打9p:3種12牌
打6s→4s:2種8牌
打6s→9p:3種12牌
▼12牌の一向聴になる数
打9p:2種8牌
打6s→4s:2種8牌
打6s→9p:2種8牌
▼縦引きの強さ
打9p:6種18牌の縦引き全てで二向聴が強化される事はない。
打6s→4s:6種18牌の縦引き全てで8種28牌の二向聴に強化される。
打6s→9p:6種18牌の縦引き全てで二向聴が強化される事はない。
※デリケートなやつは除く
▼完全一向聴への変化
とかまとめてる時に気づきました。
(1)と(3)って最初以外は全部一緒じゃないですか……
これ全部書くのに7時間かかったのに…
続きはまた時間がある時にまとめますが、こうやって見ると別にどれでもいいが6s切っておいていい。
ましてドラが2sだったりすると、6sどころか北でも持っとけばいいとなりそうですね。
※微妙牌姿
「別にどれでもいい」というのは、9pを切るか6sを切るかよりも、どれを鳴くかいつから鳴くか安牌はどれかを見る力の方がはるかに成績に関わるという意味です。
ここでは牌理だけを考えていますが、実戦では答えが変わる事が多々あります。
ターツオーバーの牌理はスピードのそこまで影響せず、このような微妙牌姿は牌理通り打つ事よりも状況判断技術込みで打つ事の方が成績に影響します。














これなんか例えば親の現物が9pしかない時は打6sが安定しますし、
中盤までターツオーバー分の246sを引っ張っておいて、中をポン後に打6sは怖いし危ない(=両嵌どころか安牌でも持っておいたほうがマシ)な局面があります。














たとえココから3mを叩き切るような人でも、9pや6sを切るけど後付けはできない人よりは強いです。
これだけ書いておいてアレですが、この正着を探る前に学ぶ事は山ほどある、というのが最大の結論となりそうです。
整理済み
○両面 両面 両面 愚形複合 役牌対子 良形複合
○両面 両面 両面 愚形複合 役牌対子 愚形複合
○両面 両面 両面 愚形複合 役牌対子 両嵌
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生きたまの下書き |



