ポン!

「ポン」とは、他家の捨て牌で刻子を作る行為、及びその時に発するセリフの事です。

用意するものは刻子の卵、つまり対子です。
早速ポンの手順を見てみましょう。

ポンの手順

手牌に5索5索とある時、もう1枚5索が入れば刻子が完成します。

その時、他家(自分以外の誰でもいい)が5索を切った。
そういう時がポンの出番です。

(1)まず「ポン」発声します。
他家の3人に「私は今から鳴きますよ」と宣言するわけです。

(2)次に、手牌の5索5索を倒して他家に公開します。

(3)鳴いた直後は牌が1枚多い状態になっているので、不要な牌を1枚捨てます

(4)他家の5索を拾って、卓の右側にさらします。
この時、誰からポンしたのかを記録するために、ポンさせた人の方向の牌を横向けにしてさらします。

上家(左側の人)からポンした場合は、
5索5索5索
このように左側の牌を横にします。

対面(正面の人)からポンした場合は、
5索5索5索
このように真ん中の牌を横にします。

下家(右側の人)からポンした場合は、
5索5索5索
このように右側の牌を横にします。

これでポンが完了しました。
文章で書くと長いですが、実際やると5秒もかからない流れ作業です。

暗刻と明刻

ポンによってできた刻子の事を明刻(ミンコー)と呼びます。
ポンして刻子を明るみに出すから明刻ですね。

一方、ポンをせずに作った(自分で3枚集めた)刻子の事を暗刻(アンコー)と呼びます。
誰にも知られることなく、暗に刻子を作るから暗刻ですね。

諸注意

鳴く時の注意事項を書いておきます。
まだ分からない言葉が出てくるかもしれませんが、大体こんな注意事項があるんだなぐらいに読んでおいて下さい。

この注意事項は、一通り麻雀の基礎を学んだ後に読み返すことをオススメします。

※注意1
鳴くと手も早く進みますが、鳴くと付かなくなる役があり、さらに手牌が短くなるので防御力が落ちるというデメリットがあります。
一通りを覚え、鳴いてもアガれるかどうか分かるようになってから鳴くようにしましょう。

※注意2
ポンとチーが同時にかかることがありますが、ポンとチーには優先順位があります。
ポンが優先というルールが一般的ですが、最近の雀荘では先に発声した方優先というルールが多くなっています。
ポン優先というルールを利用して、「他家がチーしたからポンして邪魔してやろう」という、いわゆる邪魔ポンを防ぐためです。

※注意3
実戦(特に雀荘)で打つ時には(1)→(2)→(3)→(4)の手順で鳴きましょう。
(発声して、見せて、捨てて、取って寄せる)ですね。

プロのルールでは、(1)→(2)→(4)→(3)が正しいのですが、次の人(下家)が早くツモれるようになりますし、この手順で文句を言われることはありません。

順番ぐらい守れるさと思うかもしれませんが、初心者のうちはこれが難しいです。
この順番を守るためには、どの牌が出たら鳴くか、そしてどの牌を切るかという事を事前に考えておかないとならないので、順番を守っているだけで雀力の向上に繋がります。

順番に関してですが、(1)→(3)→(2)→(4)、つまり「発声して、捨てて、見せて、取って寄せる」この順番は絶対にいけません

例えば、
2索3索5索6索
とあった時、
上家の4索をチーしてさらさずにいらない牌を捨てる、のんびりしてる間に次の人が7索を切る
本当は4索5索6索にする予定だったけど、それを見て4索2索3索にして7索でロン
こういうズルができるようになるからです。

当然、確認しなかった下家も悪いのですが、こういう事ができるような鳴きはするべきではありません。


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