チー!

「チー」とは、他家の捨て牌で順子を作る行為、及びその時に発するセリフの事です。

用意するものは順子の卵、つまり塔子です。
早速チーの手順を見てみましょう。

チーの手順

手牌に4索5索とある場合、3索6索が入れば順子が完成します。。

その時、上家(自分の左側の人)3索を切った。
そういう時がチーの出番です。

(1)まずチー発声します。
他家の3人に「私は今から鳴きますよ」と宣言するわけです。

(2)次に、手牌の4索5索を倒して他家に公開します。

(3)鳴いた直後は1枚牌が多い状態になっているので、不要な牌を1枚捨てます

(4)上家の3索を拾って、卓の右側にさらします。
この時、どの牌をチーしたのかを記録するために、チーした牌を横向けにしてさらします。

今回は3ソーを鳴いたので、
3索4索5索
このように、3ソーを横にします。

チーは上家から!

刻子を作るためのポン
順子を作るためのチー
兄弟のようですが少しだけ勝手が違います。

というのも、ポンは誰からでもできるのに対し、チーは上家からしかできません。
刻子が順子よりも作りづらいためです。

刻子は同じ牌を3枚を集めなければなりません。
同じ牌は4枚しかありません。
自分が対子を持っているとすれば、残り2枚のうちの1枚を手に入れなければならないわけです。
となると、人を選んでいる余裕などありません。
だからポンは誰からでもできるのです。

しかし順子は違います。
23とあった場合、1か4が入ればいいので刻子よりもずっと簡単に面子になります。
これで誰からでも鳴けてしまうと、順子を作るのがあまりに簡単になりすぎます。
だからチーは上家からしかできないのです。

諸注意

鳴く時の注意事項を書いておきます。
まだ分からない言葉が出てくるかもしれませんが、大体こんな注意事項があるんだなぐらいに読んでおいて下さい。

この注意事項は、一通り麻雀の基礎を学んだ後に読み返すことをオススメします。

※注意1
鳴くと手も早く進みますが、鳴くと付かなくなる役があり、さらに手牌が短くなるので防御力が落ちるというデメリットがあります。
一通りを覚え、鳴いてもアガれるかどうか分かるようになってから鳴くようにしましょう。

※注意2
ポンとチーが同時にかかることがありますが、ポンとチーには優先順位があります。
ポンが優先というルールが一般的ですが、最近の雀荘では先に発声した方優先というルールが多くなっています。
ポン優先というルールを利用して、「他家がチーしたからポンして邪魔してやろう」という、いわゆる邪魔ポンを防ぐためです。

※注意3
実戦(特に雀荘)で打つ時には(1)→(2)→(3)→(4)の手順で鳴きましょう。
(発声して、見せて、捨てて、取って寄せる)ですね。

プロのルールでは、(1)→(2)→(4)→(3)が正しいのですが、次の人(下家)が早くツモれるようになりますし、この手順で文句を言われることはありません。

順番ぐらい守れるさと思うかもしれませんが、初心者のうちはこれが難しいです。
この順番を守るためには、どの牌が出たら鳴くか、そしてどの牌を切るかという事を事前に考えておかないとならないので、順番を守っているだけで雀力の向上に繋がります。

順番に関してですが、(1)→(3)→(2)→(4)、つまり「発声して、捨てて、見せて、取って寄せる」この順番は絶対にいけません

例えば、
2索3索5索6索
とあった時、
上家の4索をチーしてさらさずにいらない牌を捨てる、のんびりしてる間に次の人が7索を切る
本当は4索5索6索にする予定だったけど、それを見て4索2索3索にして7索でロン
こういうズルができるようになるからです。

当然、確認しなかった下家も悪いのですが、こういう事ができるような鳴きはするべきではありません。


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